大阪桐蔭高校✕金足農業高校をビジネス的に分析してみた
2代目社長再生の専門家
鳥海祐二
おはようございます。
先日、甲子園での大阪桐蔭✕金足農業の試合をオンライン放送で仕事中にこっそり見ていた鳥海ですw
春夏連覇で優勝したはずの大阪桐蔭高校より、準優勝した金足農業&吉田くんばかりがテレビにでていますよね❗
これを見ていて思ったのは、30年以上前の徳島池田高校の爽やかイレブンが甲子園を沸かせたことを思い出しました。
東北地方の学校で、しかも県立高校、地元の子達しかいない金足農業高校、そして、イケ面のエース吉田君という、日本人の好きそうな浪花節のチーム。
方や、日本各地から優秀な選手を引き抜き甲子園春夏連覇をした大阪桐蔭高校。
俺も高校生の時(35年ほど前)野球部だったけど、今の高校野球のように日本全国から優秀な選手を集めている高校って少なかったように思います。
それでも4割から6割くらいは公立高校で、地元の子供達で構成されていたチームと言う印象があるが、今は、高校野球でもプロ野球みたいに選手を集めている。
個人的には、これは如何なもんか?高校野球の倫理に反するのではという気持ちがある。
まーそれはさて置き
あなたはこれをどう思ったか?
少しビジネスチックに考えてみた。
金足農業高校的ビジネス
人の心に訴える感動ビジネス方式
金足農業高校野球部を1つの商品として考えてほしい。
イケ面吉田君のワンマンチーム+チームには観客の喜ぶストーリーがある。
1,東北地方→ 野球をやるには条件が悪そう
2,県立農業高校→ 農業高校ってレベル低そう
3,選手は全員地元→ 全員軟式野球出身
4,吉田君以外は全員普通の選手
これを見るだけでも、甲子園で決勝に残るとは誰も考えなかったはず。なのに、横浜高校線での逆転3ランを含めて、数々のストーリーを造りながら決勝までやってきた。
結果として甲子園の決勝まで進んだ。
これだけのストーリーがあれば、多少の欠陥商品でも買ってしまおうと思いませんか?
商品以上にストーリーが良く、ストーリーに引っ張られて商品が売れちゃうタイプですね。
大阪桐蔭高校的ビジネス
結果重視ビジネス方式
こちらは簡潔にいきますね。
甲子園で優勝するために作られたチームです。
甲子園での優勝という結果(目標)があって、そのためにどうするか?ということで作られたチーム。
根尾くんのように、お医者さんの御曹司、飛騨高山出身、スキーのチャンピオン、中学の成績オール5なんてストーリーもあります。が、金足農業高校のストーリーには敵いませんでした。
話が逸れましたが、結果ありきでどうするか?全て結果のために行動している。
御社はどっちがいいのか?
金がなければ金足農業高校方式、金があれば大阪桐蔭高校方式でしょ❗
お金が潤沢にあれば、目標に向かって投資をして結果を早めればいい。
お金が無ければ、誰もが感動するストーリーを創り上げ心を揺さぶる方法しかない。そうすれば、後から金が必ずついてくる。
結果、金足農業だって寄付金が1億近く集まったってニュースで言ってたでしょ。
金がなくたってできることはある。
弱小中小企業だってできることがある。
金が無いから…人がいないから…
これは、経営者である社長のあんたの言い訳にしか過ぎない。
◆今日の質問
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↓今日の質問↓
できないと思いこんでることはなんですか?
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