【帝王学10】ともかく“お客に聞け”
2代目社長再生の専門家 鳥海祐二
こんにちは
商売をしていると山あり谷ありの連続ですね。
原材料は高騰し、人手不足で仕事が思うように回らない。なんて話をよく聞きます。
経営者の誰もが思う戦略が、“値上げ”をして金回りを安定させ、求人広告費に資金を大量投入して経営の安定化を図りたいと思い描いてるのではないでしょうか?
それと同時に
“値上げ”なんか認められない…はず だから“値上げ”すら言い出せない
と思ってるのも事実ではないでしょうか?
…はず、これはあなたの勝手な推測の域ですね!お客様の声ではないわけです。
お客様の心の中まで僕たちはわからないはずです。
それを、ただ単に自分がそうだから相手もそうだと決めつけるから言い出せないと言う現象が起こるのです。
値上げを認められない理由を聞け
自分の推測で勝手に決めつけることはよくありません。お客様あっての商売です。値上げを認められないならそれなりの理由を聞くべきです。
理由を聞いた上で、僕達が対応可能なところは僕達でなんとかしてあげ値上げを認めてもらうように話を進めないといけない。
根本的に、払いたくない!業績が悪くて払えない!というのであれば、僕達がいくら努力をしても一生報われることはあり得ない。
そんなお客様と一緒に商売をしていたら僕達の業績が悪化しかねない。
これらを踏まえて、ちゃんと理由を聞くことが大切だと言うこと。
お客様に絶対聞かなければいけない質問
これからの僕達の商売を左右する“絶対顧客に聞くべき3つの質問”を伝授します。
1,いろいろな選択肢がある中で、どうして我社を選んでくれたのですか? 2,我社を選んだことで御社になにか変化がありましたか? 3,御社に取ってメリットになったこと、メリットになりそうなことを教えてください?
お客様にとっても大変むずかしい問題かもしれませんが、これに答えていただくことで我々の会社の“強み・弱み”が見えてくる。
この意見はお客様から見た客観的な意見なので、その後の様々な施策に必ず役立つようになる。
是非、この質問をお客様にしてみてください。
本日も最後までご覧下さりありがとうございました。