【帝王学9】御社に独自性はありますか?
2代目社長再生の専門家 鳥海祐二
おはようございます。
お客様は『他にもいろいろ選択肢があるのに、どうしてあなたのビジネス・商品・サービスを選ばなくてはいけないのか?』
大抵の商売の場合、御社にお客様がいるのは単に値段が安いか、立地が良いか、あなたのカリスマ性か、ライバルがいないという幸運に恵まれているおかげであって、新しい競争相手が現れたらひとたまりもないだろう。
事実、値段を下げてくる競合に対しお客様が温情をかけてくれたとしても値下げを受け入れるしかないはずだ。
こんなことをしていたのでは、いつかは体力がつきてしまう。
そのためには、自社の独自性を明確にして自社の位置づけを明確にしなければいけない。
独自性を見つける
「このビジネスに独自性はあるのか?」「なければ自分で一つ思いつけるか」「あれば更にいいものを思いつけるか」「自分のビジネスに『もらえる』アイデアはないか」を常に考え続けないといけない。
ずば抜けた独自性があれば、同業他社をブチ抜き御社に依頼せざる得ない状況を創り出すことができる。
そうなれば、同業他社がどれだけいようが御社の地位は揺るぎないものとなる。
独自性の例
あなたも、アマゾンや楽天などの通販を使ったことがあるはずだが、アマゾンや楽天が送ってくる小荷物をなんといいますか?
宅急便❗といいますよね❗
今では小荷物の配送を総称して宅急便といいますが、この宅急便という呼称はヤマト運輸(クロネコヤマト)の小荷物の呼び名です。
佐川急便では『宅配便』、郵便局では『ゆうパック』といいますが、消費者はこれらを含めて宅急便といいます。
この宅急便が独自性の代表例です。
宅急便ありきで、佐川急便の宅配便、郵便局のゆうパックが存在するということ。
宅急便のような強烈な独自性があれば、御社のビジネスも安泰になるということです。
一度時間を取って御社の独自性について考えてみてください。
本日も最後までご覧下さりありがとうございました。
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