社長の悩みが深ければ深いほど、解決策を見つけるのは簡単
2代目社長再生の専門家 鳥海祐二
おはようございます。
ある2代目社長からの相談。
もともと会社を2社持っていて、本体は先代から譲り受けたのだが、別会社は先代社長の経営で、そちらの方の業績が思わしくない。
儲かっていない別会社が、本体に対し融資を申し込んできた。
しかし、本体のほうが赤字の別会社を抱えることに金融機関が猛反発し2代目社長は相当困っている様子だった。
僕がいくつか質問をすると…スッキリしたらしく週明けには役員会を開き決断を下すと確約してくれた。
コンサルタントなんて所詮第三者でしかない
灯台もと暗しとはよく言ったもので、自分のことはよくわからない。そこへいくとコンサルタントという職業は所詮第三者であって他人事の話であるから、めちゃくちゃクライアントのことがわかる。
何を残して何を捨てるのか?何をどのように入れ替えれば、どう代わるのか?第三者であり経験してることであれば何が起こるのか手に取るようにわかる。
これが自分事になると、私情、世間体などが入り判断を誤ってしまうことが多々ある。
これは人である以上仕方のないことだが、これをやらなければ新しく生まれ変わることはできない。
僕がした質問はたった2つ
1,ふぅ〜ん❗で❓
2,本当にそれでいいの❓
たったこれだけである。信じてもらえないかもしれないが本当にこの2つしか質問をしていない。
不思議なもので、普通の社長であれば僕に相談に来る前にある程度の答えはでている。
ただ、その答えに自信がないだけ、答えに賛同してほしいだけで相談にきている。
仮に僕がクライアントの考えてお真反対の答えを出したとしても、受け入れてもらえない。そして、また、新たな相談者の元へといくことになる。
本当に馬鹿な社長でない限り、どんな状況でも答えは必ず出ている。
ただ、賛同してほしいだけで、軽く背中を押してあげれば自らの力で前へ進んでいく。
あなたが欲しいのは、あなたの背中を押してくれる賛同者である。
本日も最後までご覧下さりありがとうございました。